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ヴィジェ・ルブラン展を楽しむ秘密その5〜高橋明也さん(三菱一号館美術館館長)

三菱一号館美術館館長、高橋明也(たかはし・あきや)さんにマリー=アントワネットの画家ヴィジェ・ルブラン展を楽しむヒミツ」について教えていただきます。
今回の秘密は「働く女性を応援する丸の内の美術館」です。

ヴィジェ・ルブラン展を楽しむヒミツその5
働く女性を応援する丸の内の美術館

三菱一号館美術館は東京・丸の内に2010年4月に誕生した美術館です。建物は1894年にジョサイア・コンドルによって設計された建物を復元したもので、外観も内部も楽しめます。日本を代表するオフィス街、丸の内には働く女性がたくさんいます。今回のヴィジェ・ルブラン展に関連して、働く女性を応援するというメッセージを込めて「丸の内・職業婦人の誕生」という展示も行います。

丸の内のオフィス街にある美術館として、昨年誕生した三菱一号館美術館は、すでに多くの人々に親しまれています。毎回趣向をこらした企画展を行いながら、丸の内にある美術館という特徴も生かしていきたいと思っています。今回のヴィジェ・ルブラン展に関連して行う「丸の内・職業婦人の誕生」という展示は歴史資料館で開催されます。こちらは入場無料ですので、美術館にいらした際や買い物のついでなどに立ち寄っていただければと思います。

 

エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン
《クリュソル男爵夫人、アンヌ=マリー・ジョゼフィーヌ・ガブリエル・ベルナール》1785年
トゥールーズ、オーギュスタン美術館蔵
© Toulouse, Musée des Augustins, photo : Daniel Martin

 

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高橋明也さん
Akiya Takahashi
三菱一号館美術館館長。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。後に国立西洋美術館研究員。19世紀フランス美術史専攻。1984年より2年間、文部省在外研究員としてオルセー美術館開館準備室に在籍。2010年10月にはフランス芸術文化勲章を受章した。

 

「マリー=アントワネットの画家ヴィジェ・ルブラン」展は3月1日〜5月8日まで開催。詳細はHPをご覧下さい。http://mimt.jp/vigee/

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