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休暇の過ごし方のヒミツその1〜神林千夏さん(インテリアスタイリスト)

インテリアスタイリストの神林千夏さんにお話をうかがいます。毎日をクリエイティブに生活する秘訣は、休暇にあるそうです。
神林さんに「休暇の過ごし方、5つのヒミツ」を教えてもらいました。

休暇の過ごし方のヒミツ その1 1年に1カ月の休みを取る

できるだけ長い休みをいっぺんにとることをおすすめします。1カ月の休みというと、驚かれる方は多いかもしれませんが、私はこの10年くらい、思いきり働きながら、自分にとっての休暇のあり方を探してきました。6年ほど前から、3 週間から1カ月休みを取ることで、他の11カ月がクリエイティブな生活になることが判明しました。やることがなくて手持ち無沙汰になるぐらいの余裕をもって過ごせると、物事も自分も深く見つめられ、体や心がびっくりするほど変わります。

職種や個人によるかもしれませんが、私にとって仕事は、自分のプライベートと深く関係しています。生活に対する積極的な軸がないといい仕事はできません。特にインテリアスタイリングは、自分が今どういう方向に向いているかを意識することで、何を良いとオススメするのか、何を美しいとするかが変わってきます。また、常に新しいアイデアを求められますが、自分が柔軟に考える余裕がなければすぐに尽きてしまいます。1カ月は難しいという方も、まとまった休みをとって、違う環境に身をおき、ゆっくり自分の軸を意識してみるといいと思います。休みの間に出会ったこと、考えたこと、蓄えたエネルギーや経験は、仕事にも予想以上のいい影響を与えてくれるんです。


photo by Chinatsu Kambayashi


丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。

神林千夏さん 
Chinatsu Kambayashi 
インテリアスタイリスト。2000年にデザイナーの高橋紀人氏と共に「Jamo associates」を設立。衣食住をトータルでファッションととらえ、雑誌や本、広告、カタログ撮影のためのスタイリングのほか、ショップの空間やプロダクトのディレクションを手がけている。http://jamo.jp/


■Information   1
JAL国際線・国内線機内誌 『SKYWARD』
mi・tsu・ke・ta “WORLD” これ、なぁに?

今年で3年目に突入したJALの機内誌。旅して見つけた世界中の面白いものを集めて紹介するページです。こんな連載もしています! 私の旅好きを聞きつけた編集の方が企画され、声をかけていただきました。企画の内容も、タイトルの「これ、なあに?」もかわいくて、回を重ねるごとに楽しくなってきました! 通常はコーディネイトやシーン作りが多い中、めずらしいお仕事。もちろんすべて旅して集めたわけではありませんが、気持ちはいつも世界中を旅しています。最終的に書籍になるといいな~と思っています。

SKYWARD(JALブランドコミュニケーション)2011年4月号

バックナンバーより





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