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ストーリーのあるモノづくりのヒミツその2〜山本和豊さん(デザイナー)

デザイナーの山本和豊さんの「ストーリーのあるモノづくりのヒミツ」をご紹介しています。今回のヒミツは「素材選びにこだわる」です。


ストーリーのあるモノづくりのヒミツ その2 素材選びにこだわる

山本さんの代表的なプロダクトである「piece×peace FRAME」(ピースバイピースフレーム)というフォトフレームには多様な廃材が使われています。ゴミ箱のなかでさまざまな木の余分な切れ端が無造作に重なり合っているのを見て、その意外な美しさに気づき、製作したというこのフレーム。いろいろな種類の木材を使うことによって美しさや絶妙なバランス感を生みだしているそうです。

「piece×peace FRAME」に使われているひとつひとつの木材にはそれぞれ、種類、色、特性の違いがあります。それらがうまく組み合わさることにより、表情豊かなフレームができあがりました。それはこの地球上にさまざまな人種や個性があるのと同様。人種や国境を超えて、助けあうことにより、平和を生み出してほしいという思いが込められています。また、植木鉢を作ったときにはとうもろこしからできた土に戻る素材を使い、植物への愛着を表現したそうです。

 

丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。

 

■piece×peace FRAME

http://www.dessence.jp/webstore/html_GOOD/G_FR01%20PPF.html

 

山本 和豊さん
Kazutoyo Yamamoto
1976年 埼玉県生まれ。大工の父の影響を受け幼少時代は物作りに明け暮れる。1999年 CDLを設立。同時に5年もの間、各国を旅し異文化の建築に触れ影響を受ける。2005年 株式会社デッセンス に改名し、法人化。住宅、商業空間、オフィス、プロダクトを中心にデザイン及び施工を行う。2010年 経済産業省主催「JAPAN DESIGN +」上海派遣デザイナーに選ばれる。

dessence
http://www.dessence.jp/

 

 

 

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